【阪神牝馬S】2番人気ドゥアイズは5着止まり ムルザバエフ騎手「思ったほどゲートを出られず…」

ムルザバエフ騎手騎乗のドゥアイズは5着(カメラ・高橋 由二)
ムルザバエフ騎手騎乗のドゥアイズは5着(カメラ・高橋 由二)

◆第67回阪神牝馬S・G2(4月6日、阪神・芝1600メートル=1着馬にヴィクトリアマイルへの優先出走権、良)

 古馬牝馬11頭によって争われ、1番人気・マスクトディーヴァ(4歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ルーラーシップ)が、今週から短期免許で騎乗するジョアン・モレイラ騎手の手綱でV。昨年のローズSに続く重賞2勝目となった。勝ちタイムは1分33秒0。

 今年の古馬牝馬重賞はこれまで3レースが行われ、いずれも4歳馬が勝利している。

 2着は4番人気のウンブライル(川田将雅騎手)、3着は3番人気のモリアーナ(横山典弘騎手)が入った。

 鮫島克駿騎手(シングザットソング=4着)「自分が乗せてもらってから、1200、1400、1600メートルと距離を延ばして使ってもらっています。いい形で、短い距離で競馬を覚えて、1400、1600メートルで生かすことができています。状態も良くて、厩舎で取り組んでいることがレースで生きてくるようになっています。継続して乗せてもらっているぶん、特徴や性格を考えて乗れることが、いい方向に向かっています。次も楽しみです」

 バウルジャン・ムルザバエフ騎手(ドゥアイズ=5着)「思ったほどゲートを出られず、展開も落ち着いてしまいました。もう少しゲートを出て、前の方なら、違った結果になったかもしれません。ですが、しまいに脚を使ったことは将来に生きるのでは。素晴らしい脚でした」

 津村明秀騎手(テンハッピーローズ=6着)「いい雰囲気でした。最後は、上位と内、外が離れてしまったぶんがあるかなと思います。マイルでも問題ありません。左回りの方がパフォーマンスはいいイメージです」

 藤岡佑介騎手(モズゴールドバレル=7着)「4番(サブライムアンセム)の出方次第で、行かなければ行こうと思っていましたが、4番が掛かり気味だったので、行かせて好位で折り合いました。直線で勝ち馬と接触してバランスを崩すところがあり、それがなければもう少し際どかったかもしれません。ですが、勝ち負けするにはもう少し力をつけないといけませんね」

 岩田望来騎手(ゴールドエクリプス=8着)「前に行こうと思っていたので、やりたい競馬はできました。適距離ではないなかで、悲観する内容ではなかったです。改めてですね」

 北村友一騎手(サブライムアンセム=9着)「行く馬がいなくて、行く形になりました。外に張りながら、力みながら3、4コーナーを走って、うまく脚をためれらなかったです」

 戸崎圭太騎手(ライラック=10着)「マイナス16キロが、最後こたえたという感じでした」

 御神本訓史騎手(スピーディキック=11着)「芝は速いですね。前使ったときに(フェブラリーS)、芝で弾む動きをしていたから、いいかと思いましたが、阪神は違うのかもしれません。とにかく速かったです」

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