【阪神9R・忘れな草賞】タガノエルピーダが2馬身半差の完勝 斉藤崇調教師「オークスに向かいたい」

1着でゴールするタガノエルピーダ(左手前)(カメラ・岩田 大補)
1着でゴールするタガノエルピーダ(左手前)(カメラ・岩田 大補)

 4月7日の阪神9R・忘れな草賞・リステッド(3歳オープン、牝馬限定、芝2000メートル=8頭立て)はタガノエルピーダ(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キズナ)が、2馬身半差をつけて2勝目を挙げた。勝ち時計は1分59秒4(良)。

 内の3頭が飛ばし、タガノエルピーダは道中では離れた4番手から追走。4コーナー前で先頭に立つと、直線でも力強く伸びて押し切った。初コンビの川田将雅騎手は「変な展開になりましたが、自分のリズムで一個一個練習しながら、いい経験になったと思います」と振り返った。

 この後はオークス・G1(5月19日、東京・芝2400メートル)に向かう。斉藤崇調教師は「オークスに行くには賞金加算をしないといけないレースで、結果を出すことができて良かったです。3頭の後ろで難しかったと思いますが、ジョッキーが上手に乗ってくれました。様子を見て、大丈夫ならオークスに向かいたいと思います」とG1を見据えた。牡馬相手の朝日杯FSで3着と好走した実力馬が、大舞台へと向かう。

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