◆第33回アーリントンC・G3(4月13日、阪神競馬場・芝1600メートル、3着までにNHKマイルCの優先出走権)
友道厩舎が3度目の制覇を狙うNHKマイルC・G1(5月5日、東京競馬場・芝1600メートル)へ向けて、期待馬2頭を送り出す。
シヴァース(牡3歳、父モーリス)は母が国内外G1・2勝のヴィブロス。新馬勝ち直後で挑んだきさらぎ賞は鼻、鼻差の3着。しかし、友道調教師はマイル路線を選択した。「体がしっかりしてきて、サイズは変わりなくても、体に幅が出てきた感じ」とマイルへの適性を感じ取る。
ジュンヴァンケット(牡3歳、父キズナ)は兄に2021年スプリンターズS勝ち馬のピクシーナイトを持つ。初戦は既走馬相手に中団から突き抜け、5馬身差の圧勝だった。「元々、動いていた馬ですけど、良くなっています。体自体はそれほど変わっていないですけどね」とトレーナー。上位独占で本番へ駒を進めたい。