◆第84回皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)=4月12日、美浦トレセン
確かな成長曲線を描くアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)は、周りに馬がいない静寂に包まれた美浦・坂路を4ハロン62秒7―15秒7で淡々と登坂。その後にはゲートで駐立の確認を行った。
「坂路は周りに馬が全くいない状況だったけど、入厩した頃とは雲泥の差。成長を感じた」と笑顔を見せた武井調教師。「ゲートでは周りについていくようなところがある。坂路で自ら走ったことで、スタートの改善につながらないか」と、その効果に期待する。