阪神11R・アーリントンカップ・G3・馬トク激走馬=チャンネルトンネル
福永調教師の重賞デビュー戦。スプリングS4着後に転厩してきたグレーターロンドン産駒は、東京1400メートルの新馬を勝ちあがり、4戦目の前走では入れ込みが目立ったが、好位を取ってしぶとく伸びた。騎乗した松岡騎手は「精神的に幼いし、体が絞れてくれば良くなってくる」と今後を見据えていた。
栗東・坂路での1週前追い切りは師が自ら騎乗し52秒4―12秒3。「いい身のこなしをする。マイルは力を発揮しやすいと思う」と満足気だった。前めで立ち回らせれば達者な坂井瑠星の手綱で期待感たっぷりの一戦だ。