中山の芝コースは最終週らしくタフな血統が活躍 先行力も必要で皐月賞はシンエンペラーにチャンス到来だ

馬場状態から浮上するシンエンペラー
馬場状態から浮上するシンエンペラー

 皐月賞を開催する最終週の中山競馬場。土曜の4月13日は芝で4レース(障害除く)行われたが、勝ち馬の父×母父を見ると

 5R ナフォロア    (父イスラボニータ×母父リライアブルマン)

 7R ヒシタイカン   (父モーリス   ×母父ステイゴールド)

 8R ティニア     (父フランケル  ×母父ジャイアンツコーズウェイ)

 9R ヤマニンアドホック(父ノヴェリスト ×母父ダイワメジャー)

 と、かなりパワー型のタフな血統構成を持つ馬が来ている。14日の最初の芝レースだった4R・3歳未勝利を制したクリフハンガー(父ルーラーシップ×母父ステイゴールド)とスピード血統の中では比較的パワーがある構成の馬が制した。

 最終週らしく芝はかなり荒れており、あるジョッキーは「3、4角はかなり内の芝がはげていてボコボコ」と顔をしかめる。だが、差しが有利なわけではない。同ジョッキーは「3、4角で進路を選択できないと、(他の馬も外を狙うため)大外を回されるので厳しい。だから前目にいる必要がある」と分析。その言葉通り土曜日の勝ち馬は全て4角2番手以内だった。

 まとめると皐月賞はパワー型の血統&先行力のある馬を狙うべき。打ってつけなのが、凱旋門賞馬ソットサスの全弟・シンエンペラーだ。ジョッキーも先行の名手・坂井瑠星騎手となれば、条件はそろい切ったと言える。ホープフルS、報知杯弥生賞ディープインパクト記念と連続2着の借りを返すときは来た。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル