【福島牝馬S】1番人気コスタボニータが重賞初制覇 シンリョクカとライトクオンタムは騎手が落馬し競走中止

コスタボニータ(手前)が福島牝馬Sを制した(カメラ・荒牧 徹)
コスタボニータ(手前)が福島牝馬Sを制した(カメラ・荒牧 徹)

◆第21回福島牝馬S・G3(4月20日、福島競馬場・芝1800メートル、良)

 優勝馬にヴィクトリアマイル・G1(5月12日、東京競馬場・芝1600メートル)の優先出走権が与えられる牝馬限定重賞は4歳以上の16頭によって争われ、1番人気で岩田望来騎手騎乗のコスタボニータ(牝5歳、栗東・杉山佳明厩舎、父イスラボニータ)が重賞初制覇を飾った。ここまで重賞は3着が3回と勝ち切れなかったが、6度目の挑戦で待望のタイトル獲得となった。勝ちタイムは1分46秒9。

 2着に8番人気のフィールシンパシー(横山琉人騎手)、3着に5番人気のウインピクシス(松岡正海騎手)が続いた。

 岩田望来騎手(コスタボニータ=1着)「4コーナーでスムーズじゃなかったけど最後にいい脚を使ってくれた。1週前追い切りに乗せていただいて、返し馬でもいい雰囲気で臨めました。馬場的には内が有利だと分かっていたし、金曜日に枠順が出た時点でいい勝負ができると思っていました。外に出した時には2着かと思ったけど、最後の1ハロンぐらいで馬が頑張ってくれたし感謝しています。レースセンスがとてもいいと思うし一瞬の脚もあります。まだ強くなっていくと思うので応援していただけたらと思います」

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