4月21日の福島11R・福島中央テレビ杯(4歳上2勝クラス、芝1200メートル=16頭立て)は小林美駒騎手=美浦・鈴木伸尋厩舎=が、アシャカタカ(牡4歳、美浦・鈴木伸尋厩舎、父ファインニードル)に騎乗し、鼻差で逃げ切り勝ち。5R、7Rに続く自身初の一日3勝をマークするとともに、特別戦、メインレースも初勝利と初ものづくしの一日となった。
きわどい写真判定の末に手にした勝利に小林美駒騎手は「ずっと乗せてもらっていた馬ですし、前走は武豊さんで勝っていますし、うまく逃げることがこの馬の味だと思っていました。特別になってクラスも上がったんですが、うまく逃げられたらと思っていましたが、思った以上に馬も頑張ってくれて、最後かわされるかなと思ったんですが、しのいでくれたのでうれしかったです」と笑顔。
自厩舎のアシャカタカは昨年4月に自身初勝利を挙げた思い入れのある一頭。「勝ててうれしいです。丹内さんがリーディングで私も狙っていて取れなかったのは悔しいですけど、これをバネに地元ですし新潟でリーディングを取れるように一生懸命頑張ります。特別戦をこの馬で勝てたのもうれしいですし、これまでは4キロもらったりしていて、斤量の差もない中で勝てたのは馬のおかげだと思っています。これからもミスなく、人馬ともにけがもなく競馬に向き合っていきたいと思います」と喜びを語った。