4日の京都競馬1レース・3歳未勝利(ダート1400メートル、16頭立て)で3番人気のトウカイポワール(牝3歳、栗東・北出成人厩舎、父ヘニーヒューズ)が中団から鋭く伸びて快勝した。鞍上の松山弘平騎手は先月20日の京都競馬4レースで入線後に落馬、脳しんとうの診断が下り、負傷で先週の騎乗をキャンセルしていたが、復帰1鞍目で勝利した。
松山騎手は「スタート出て2歩目でつまずいてポジションを取れなかったのですが、馬の後ろで我慢できました。追ってからも力強かったですし、成長を感じます。(自身について)問題なくいけてよかったです。(復帰)初戦から素晴らしい馬に乗せていただき、チャンスを頂いて感謝しています。この調子でいきたいですね」と笑顔で話した。京都は気温が29℃の予想で暑くなっていたが、レース後はたくさんのファンにサインをしていた。明日のNHKマイルCではノーブルロジャーに騎乗する。