【エンプレス杯】オーサムリザルトが無傷6連勝で重賞初制覇 武豊騎手「内容は完勝だったと思います」 

武豊騎手
武豊騎手

◆第70回エンプレス杯・交流G2(5月8日、川崎競馬場・ダート2100メートル、稍重)

 今年から5月開催となり、別定戦から定量戦に変更された交流重賞は牝馬12頭(JRA5、南関東5、他地区2)で争われ、1番人気でJRA所属のオーサムリザルト(4歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ジャスティファイ)がV。デビューから無傷6連勝で重賞初制覇を飾った。手綱を執った武豊騎手は、6日の名古屋グランプリ(ノットゥルノ)に続く交流重賞連勝となった。勝ちタイムは2分14秒5。

 2着は3番人気でJRA所属のグランブリッジ(川田将雅騎手)、3着に7番人気で大井所属のキャリックアリード(御神本訓史騎手)が入った。

 武豊騎手(オーサムリザルト=1着)「(無傷6連勝で重賞初制覇)今までずっと勝ってきていたので、ストップさせたくないという気持ちと、きょうは強いメンバーだったので、どこまでやれるかなという気持ちと両方がありました。

 (初の川崎コース)『状態は今までで一番いい』と厩舎から聞いていて、実際そう感じました。

 (1周目の直線で先頭)スタートがちょっと難しい馬ですけど、すごくいいスタートを切れて、すごく行きっぷりが良かったので、無理に抑えずにと思って先手を取りました。

 (直線の雰囲気)手応えはいいんですけど、1頭になると気を抜く癖がある馬なので、ちょっとヒヤッとしましたが、内容は完勝だったと思います。まだ今日が6戦目ですし、まだ強くなりそうな馬なので楽しみです。

 (6日に名古屋グランプリに続いての重賞制覇)いい馬に乗せてもらっているので。きょうはオーサムリザルトがいいレースができて、本当に良かったです。また人馬ともに応援していただけたらと思っています。今日はありがとうございます」

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