JRAは9日、4日と5日に行われたJRAの平地重賞、リステッド、オープン特別のレーティング(競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したもの)を発表した。
そのなかでも特筆すべきは、5日のNHKマイルCを2馬身半差で優勝したジャンタルマンタル(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)だ。獲得した118ポンドは04年キングカメハメハ、21年シュネルマイスターの117ポンドを1ポンド上回り、同レース史上で最高の評価となった。2着アスコリピチェーノは109ポンド、3着ロジリオンと4着ゴンバデカーブースは112ポンドとなっている。
その他の重賞では、4日の京都新聞杯を勝ったジューンテイクは110ポンド、5日の新潟大賞典を勝ったヤマニンサルバムには112ポンドの評価が与えられた。