原優介騎手が今週から実戦復帰「レースの大小に関わらず競馬に乗れることが楽しい」

原優介騎手
原優介騎手

 5月8日の川崎10Rで落馬し、病院に搬送された原優介騎手=美浦・青木孝文厩舎=が今週から実戦に復帰する。激しい落ち方で容体が心配されたが「日曜(12日)から青木厩舎2頭に乗ってみて問題なかったので、きょう(14日)から平常通りの生活リズムに戻しました」と説明した。

 同レースでは他に3名の地方所属騎手が落馬し、計4頭が競走中止となった。「僕もバロックダンスも幸いにも命に別条なかったんですが、1頭の馬の命が亡くなってしまったことや、他の騎手3人に影響を与えてしまったので、申し訳ないというのとは違うかもしれないけど、心に少しモヤモヤしたものはあります」と現状の気持ちを明かした。

 オークスではホーエリート(牝3歳、美浦・田島俊明厩舎、父ルーラーシップ)でクラシック初騎乗。自身の手綱でフラワーC2着と賞金を加算し本番へと駒を進めた。「ホーエリートをはじめレースの大小に関わらず、1週間開いてしまったけど競馬に乗れることが楽しいし、結果をまた出したいと思っています」と前を向いた。

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