5月19日の新潟4R・障害4歳上未勝利(芝2890メートル=14頭立て)で、坂口智康騎手=美浦・尾形和幸厩舎=がスピアヘッド(牡5歳、美浦・菊川正達厩舎、父ハービンジャー)に騎乗し勝利。今年3月3日の初騎乗から20走目で初勝利を挙げた。勝ちタイムは3分10秒7(良)。
坂口騎手は1990年12月16日生まれの33歳。2016年から美浦トレセンに勤務し、20年から尾形和幸厩舎で調教助手となった。騎手免許の受験資格が緩和されたことで騎手を志し、24年度のJRA新規騎手免許試験に2度目の受験で合格。障害ジョッキーとして第二のキャリアをスタートさせた。待望の初勝利にゴールの瞬間は大きくガッツポーズ。セレモニーでは多くのジョッキーたちに祝福され「勝つことって本当に気持ちいいなと思いました。夢を追い続けていればかなうものだということについて、まだ実感はないのですが、非常にうれしく思います」と、声を弾ませた。