◆第91回日本ダービー・G1(5月26日、東京・芝2400メートル)=5月22日、栗東トレセン
登録メンバー中、唯一の牝馬レガレイラ(3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)とのコンビで日本ダービーに挑むクリストフ・ルメール騎手(45)=栗東・フリー=が、栗東トレセンで共同記者会見に出席した。
19日のオークスをチェルヴィニアで制しただけでなく、先週は土日で7勝と固め打ちしたルメール騎手は「ケガの後、たくさん勝つことができてよかったです。調子は戻ってきました」と、まずは自身の体調が万全であることをアピールした。
この日の最終追いには騎乗していないが、15日の1週前追い切りでレガレイラの感触を確かめた。「彼女の反応がすごかったです。フットワークや息もちょうどよかったですし、コンディションはバッチリ」と自信を深めた様子。皐月賞(6着)はケガのために騎乗できなかったが、2走前のホープフルSは牡馬を蹴散らしてG1制覇と能力は証明済み。「難しい挑戦ですけど、能力を持っているのでチャンスはあります」。07年のウオッカ以来、ダービー史上4頭目の牝馬による優勝を狙う。