5月26日の京都10R・安土城S(4歳上オープン、芝1400メートル、18頭立て)は、6番人気のエイシンスポッター(牡5歳、栗東・吉村圭司厩舎、父エイシンヒカリ)が、強烈な末脚を繰り出してで差し切った。勝ち時計は1分21秒0(良)。
5、6頭が横に広がって追い比べとなったゴール前。エイシンスポッターが目の覚めるような末脚で抜け出した。「1400メートルでも頑張ってくれました。2週続けて(調教に)乗せてもらって、調子が良かったので自信がありました」コンビを組んだ角田大河騎手は満足げ。
レースの上がり3ハロンが33秒2とスローの直線勝負。自身は32秒5と身上の切れ味が生きた。「1600メートルは長いと思ったので、距離を戻しました。最後は伸びてくると思っていました」と吉村調教師。昨年の勝ち馬ママコチャは秋のスプリンターズSでまで駆け上がった。今後は未定だが、エイシンスポッターも短距離の重賞戦線に欠かせない存在になりそうだ。