【函館スプリントS】ウイングレイテスト、キャリア35戦目で初の短距離に自信!主戦・松岡「サマースプリント王を目指して頑張りたい」

初の1200メートル戦に挑むウイングレイテスト
初の1200メートル戦に挑むウイングレイテスト

◆第31回函館スプリントS・G3(6月9日、函館競馬場・芝1200メートル)=6月4日、函館競馬場

 サマースプリントシリーズ第1戦の第31回函館スプリントS・G3(9日、函館・芝1200メートル)に出走予定のウイングレイテスト(牡7歳、美浦・畠山厩舎)は、キャリア35戦目にして初の1200メートル参戦。先行力を武器に堅実に駆ける7歳馬が新たなステージに挑む。

 初の海外遠征となった前走の1351ターフスプリント(サウジアラビア)は4着に終わったものの果敢に先行し見せ場十分の内容だった。結果的には差し馬向きの展開となったが、畠山調教師は「前走は速いペースに巻き込まれてしまった。キャリアのなかで一番短い距離だったけど、勝ちにいく競馬ができて収穫だった」と納得の表情を浮かべた。

 帰厩後は主戦の松岡が3週連続で追い切りに騎乗。先月30日のWコースでは、最後の直線でびっしりと追われてマークしたラスト1ハロン10秒7はこの日一番の切れ味。鞍上は「緩さがとれるのが遅いのでしっかりと追いました。(以前は)マイルがいいと思ったが、最後まで集中しきれていないところが、距離短縮で補えている」と自信を隠さない。

 4日は函館のダートコースを1周半で最終追いに備えた。「今年はサマースプリント王を目指して頑張りたい」と松岡。昨年のスワンSに続く2つ目の重賞タイトルをつかみ、短距離路線で新境地を切り開く。

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