◆第41回エプソムC・G3(6月9日、東京・芝1800メートル)=6月7日、栗東トレセン
重賞初制覇を狙うアルナシーム(牡5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)は追い切り翌日、乗り運動で調整を終えた。五十嵐助手は「すごく落ち着いています。イライラしていないですね」と絶好の雰囲気を伝えた。
全5勝が右回り。左回りは東京の2戦のみで、ともに6着に敗れている。しかし同助手は「今は馬が全然違いますからね。完成しつつある今なら、走ってみてもいいのでは、と思いました」と意に介さない。「走りも体もしっかりしてきています。カイバも食べていますし、堂々としていますね」と心身の充実ぶりを伝えた。