◆第29回マーメイドS・G3(6月16日、京都競馬場・芝2000メートル)=6月15日、栗東トレセン
逃げて2、3勝クラスを連勝したベリーヴィーナス(牝5歳、栗東・鈴木孝志厩舎、父キズナ)は最内の1枠1番からのスタート。前走で前半1000メートルを56秒8のハイラップで大逃げを打ったアリスヴェリテとの先手争い次第では、レース展開が大きく変わりそうだ。「レースは藤懸ジョッキーに任せますが、ゲートは失敗したことがないですからね」と生田助手はスタートのうまさに太鼓判を押した。
この日は坂路をキャンター。中1週でも疲れを感じさせない動きだった。「間隔を空けた方がテンションが上がるので、短い間隔で使った方がいい」と状態の良さもアピールしていた。