6月15日の函館3R・3歳未勝利(牝馬限定、ダート1000メートル=12頭立て)で1番人気のサンマルブーケ(牝3歳、美浦・中川公成厩舎、父ダイワメジャー)に騎乗した藤田菜七子騎手が逃げ切って函館初勝利を飾った。勝ち時計は1分0秒2(良)。
抜群のスタートを決め、直線でも後続の追い上げをしのいで半馬身差の逃走V。藤田騎手は「1000メートルでも前に行けるくらいスタートが上手で終始、楽に走れました。直線では物見なのか余裕もありましたし、これからもっと良くなりそうです」と汗をぬぐいながら振り返った。
函館競馬場は昨年が初めての参戦で、これが6戦目での初V。「競馬に来るのは2回目でしたが、函館で勝つことができてうれしいです」。レース後にはウィナーズサークル付近に集まった多くの観客にサインをするなど、函館のファンを喜ばせた。