宝塚記念でドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)とコンビを組む武豊騎手(55)=栗東・フリー=が6月19日、函館競馬場で会見に臨み、意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
―1週前の追い切りは?
「ずっと2歳から乗せてもらっていますけど、調教も競馬も、いつもいい動きをする馬で、先週もそうでしたね。乗っていて楽しくなる、あきれるくらい、いい動きでした」
―厩舎サイドの指示は?
「ただ『順調ですよ』と聞いて、それだけですね。あとは厩舎が素晴らしいスタッフなので、全てお任せしているというか、こちらから何もオーダーすることはないですから」
―ドバイでは5着。
「ドバイターフは、本当になんて言うんですかね。この馬の走りができなかったし、僕自身もいい騎乗ができず、もやもやした感じで終わってしまったというかね。厳しいレースになってしまって、周りにも馬にも申し訳ないレースになってしまったなって感じですね」
―初めての京都は?
「イメージ的には、いいと思いますね。そういう癖がある馬ではないので、宝塚記念となって、阪神よりは京都のほうがいいイメージはありますね」
―関西圏は雨予報。
「宝塚記念ですからね。時期とか、今年は京都が長い開催と分かったうえでのトライですから。そこは普通に考えていますけどね」
―ファン投票歴代最多票での1位。
「すごくありがたいなと思いますね。多くの方に支持されているなと改めて感じましたし、それに応えたいなと思いますね。応えるのは結果しかないですから、その気持ちは改めて強くなりました」
―京都で行われる宝塚記念は18年ぶりで、当時はディープインパクトで制覇。
「あれからそんなに経つんだって感じですけど、ディープで勝たなければいけないなかで勝てたので、今回もそういう気持ちでいますし、そうなればいいなと思います」
―意気込みを。
「ドウデュースにとって大きなレースだと思いますし、僕自身もここは結果で応えたい気持ちがものすごく強いので、それだけですね。結果でファンの皆さんに応えたいと思います」