【今井千尋・ばんえい日和】流れが合えばホクセイサクランボ(11R)もっとやれる

◆帯広3日目(6月24日)

 ばんえい競馬のジョッキー、今井千尋です。不定期ではありますが、今回からコラムを始めさせていただくことになりました。このコラムを通して、ばん馬の魅力や騎乗馬について、ファンの皆様にお伝えしていけたらと思います。

 6月17日の2歳新馬戦をホクセイマリンで勝利しました。デビュー前から調教をつけていた馬で新馬戦を勝ったのは今回が初めてだったので、とてもうれしかったですね。能力試験を受けたときより背が上に伸びて成長を感じましたし、今後もさらに良くなってくれると思うので楽しみです。

 きょうは、メインの11Rでホクセイサクランボに騎乗します。前走は気難しい面が出て10着でした。スタートに課題がある馬で、五分とはいかないまでも、1馬身ぐらいの遅れで出てくれれば。時計のかかる馬場になれば息を入れやすいので、流れがかみ合えば、もっとやれていいと思いますよ。

 10Rはミュウに騎乗。ここ2戦は降級してきた馬が多く苦戦しましたが、今回は相手が少し緩和されたように感じます。障害を下りてからの脚はいいので、流れが落ち着いてくれれば前進は可能だと思います。

 12Rのシュゲンドウは1年2か月ぶりの騎乗になります。前回(2着)乗った時は障害が上手な印象でした。久々のコンビですが、いい面を引き出せるように乗ります。

(ばんえい競馬所属騎手)

【騎乗馬】

1R・マコトB

5R・メグミビジンC

7R・ホクセイレクサスB

9R・ジャンボC

10R・ミュウC

11R・ホクセイサクランボB

12R・シュゲンドウB

(本紙評価)

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