◆第28回スパーキングレディーC・Jpn3(7月3日、川崎競馬場・ダート1600メートル、稍重)
牝馬限定のマイル重賞は12頭(JRA4、南関東8)によって争われ、菱田裕二騎手が手綱を執った1番人気でJRAのアーテルアストレア(5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父リーチザクラウン)が、4コーナー手前で後方から進出し、直線差し切ってV。前走のエンプレス杯6着から巻き返し、昨年のレディスプレリュード、今年のクイーン賞に続く重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは1分41秒5。
2着は6番人気で大井のキャリックアリード(赤岡修次騎手)、3着は4番人気でJRAのヴィブラフォン(菅原明良騎手)だった。
橋口調教師(アーテルアストレア=1着)「ここ2戦は負けていたので、うれしいです。あまり調教で動く馬ではないですが、今回は調教から、かなり動けていた。前走は前めのポジションを取って脚を使えなかったので、今回は見ていてこのぐらいの位置がいいのかなと思っていた。次走は馬の状態次第だが、レディースプレリュードあたりになるでしょうか。重賞3勝できたので、もうひとつ上のところも勝たせてあげたい」