ちょっと驚く(栗東)

ケイデンスコールの全妹になるプレインコート
ケイデンスコールの全妹になるプレインコート

 こんにちは、山本です。一日更新を休んだだけで、こんなにも猛暑になるものなのか…。ではでは、早速行きましょうか♪

 さて、これは年を取ったということなんでしょうか。つい、先日のこと。ふとしたことから、パリ五輪まで1か月を切ったのか、と驚きました。日々の紙面で五輪特集に目を通していましたが、どこか遠い先のことのように思っていた。いつ開催なんて考えることなく、ボーッと眺めていた感じ。以前は近づくにつれ、胸に高鳴るものがあったんですけどね。う~ん、今のところはそれほどでも…。

 先ほど加齢のせいかと書きましたが、「東京ロス」なのかな。前回は日本で行われたから、事前の盛り上がりもすごかった。コロナ禍で1年待たされても、です。ところが、今回は間隔も3年しかないなか、前回ほど本大会までの途中経過を目にすることが少ない。昔は異国の地でも、それに生活を合わせていましたが、今回はどうかなぁ。先ほどスケジュールを見ると、例えば柔道は午後11時あたりに決勝と見てそうな気がするけど、レスリングは午前1時半あたりだったりする。起きてるかなぁ。一応、仕事もあるしなぁ。まっ、こう言いつつ、ガッツリ見ているかもしれませんが、これだけ書いた以上、ここでワイワイと盛り上がるわけにもいかないので、ひっそり応援しときます…。

 ワタクシは目の前の競馬に全力投球ということで、そろそろ本題へ。いや~、1日、目を離した間に驚いたなぁ。今日の坂路入りした馬を見ていると友道厩舎に注目のパーティハーン(牡、父Wootton Bassett、母グリーンバナナズ)が入っていた。友道調教師の評価が悪くなかったアドマイヤズーム(牡、父モーリス、母ダイワズーム)も入っていましたね。あと、矢作厩舎にも注目馬のジャックオダモ(牡、父Wootton Bassett、母Magic America)の名前があって驚いた。この2歳世代で注目のWootton Bassett。はたして、どんなものでしょうか。

 さて、明日の競馬を見ていきましょう。まずは小倉2R。松永幹厩舎のオニムシャ(牡、父シルバーステート)が出走します。前走は宝塚記念デーの新馬で5着。「前走は内の悪いところを通って、外に出せなかったけど、内容は悪くなかったと思います」と松永幹調教師は振り返ります。ここまで2歳世代3勝という厩舎の勢いにも乗りたいところですね。あと、栗東にはコンフォルツァ(牡、父ドゥラメンテ、母デルマキセキ)が入っています。本来は来週の小倉芝2000を予定していましたが、「ノリ(横山典)が先週乗った時にまだと言われたんですよね。今週は先週より良くなっていた。ちょっと、馬の様子を見ながら、来週は延ばすかもしれません。距離はゆったりあった方がいい」と分析。上昇気配を感じているからこそ、スライドもありという感じの雰囲気でしたね。

 小倉5Rの新馬は吉岡厩舎のプレインコート(牝、父ロードカナロア、母インダクティ)が出走します。全兄にケイデンスコール、半兄にインダストリアと重賞ホースを持つ血統馬ですね。「体は400キロぐらい。前向きに走る馬です。ピッチ走法で小気味いいキャンターをしますし、新馬向きというタイプじゃないですかね」と吉岡調教師は分析。実は先述した重賞ホースの兄2頭を始め、勝ち上がった上3頭はすべて新馬2着なんですけど、小柄な馬体は初戦からという雰囲気を感じます。きょうだい初の新馬Vとなりますかね。

 ここからPOG情報。清水久厩舎は白毛のシュネーグロッケン(牡、父ナダル、母ハウナニ)こそゲート合格後、放牧に出されましたが、モルティフレーバー(牝、父キタサンブラック、母チャイマックス)が調整を進めています。こちらは今週の追い切り前に清水久調教師を取材したのですが、「先週の追い切りは1本目としては良かったと思います。このまま進めていけそうですね」と感触は良かったです。兄は短距離で勝っていますが、「1200、1400というタイプではなさそうですよ」と距離に融通が利きそうという見立て。当時は小倉の最後か新潟の初めあたりかなと話していましたが、その後のHPで福島最終週か新潟開幕週の芝1800メートルが視野に入っているようですね。

 あとは松下厩舎。来週の小倉芝1800メートル(牝馬限定)でラヴァブル(牝、父ジャスタウェイ、母エピックラヴ)が出走します。何度も書いていますが、最優秀2歳牡馬にも輝いたダノンザキッドの全妹です。こちらも今週、実戦でも手綱を執る坂井J騎乗の追い切り前に松下調教師を取材したのですが、先週よりトーンは上がっていました。「先週より動きが良くなってきました。馬体が絞れたんですよね。500キロぐらいあったのが、今は486キロです」。その言葉通りというか、今週の追い切りはしっかりとしまいまで動けていた様子。いい形で上昇曲線を描きつつ、実戦に向かえるんじゃないですかね。また、同じレースに出走するラテライト(牝、父ブリックスアンドモルタル、母サルサドゥーラ)も「前向きさがありますね」とのことで、新馬が合っているタイプじゃないですかね。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

小倉10R・1メリオーレム(友道師が「距離なども含めて、どんな競馬をするか」と期待する一戦。結果を出せば、菊への道が見えてくる)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

函館10R・2ロゼクラン(前走は後手後手に回った。この頭数、内枠なら一撃があっていい)

小倉8R・4フラッシングレート(しっかりと乗り込んで好仕上がり。コース実績も魅力)

小倉11R・2ユウグロスファクタ(前回はちぐはぐな競馬。得意な条件で一変を見込む)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル