小倉は暑い→熱い(栗東)

カルテシウス
カルテシウス

 こんにちは、山本です。本日はやって来ました、小倉競馬場です。今年は前半にイレギュラーの小倉大賞典出張がありましたが、夏コクは2年ぶり。ワタクシを待ち構えていたように猛暑襲来で死にそうですけど、早速いってみましょうか♪

 さて、まだお会いしていません。新紙幣です。北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一さんが肖像画になっている紙幣をテレビなどでは見ましたが、どうも新デザインが慣れない。これはもう感覚的なモノで、使いつつということになるんでしょう。個人的にはもう旧紙幣になってしまうんだけど、社会人になってからは野口英世、樋口一葉、福沢諭吉さんの3人が肖像画となっている紙幣をほぼ使っているから愛着があります。あと、中学や高校の頃に使っていた夏目漱石や新渡戸稲造さんも子供の頃のいい思い出として印象的。新渡戸さんだけはお札になって、何をしたか知ったんですが…。

 しかし、福沢諭吉さんがいなくなるのは寂しい。慶応出身とかじゃなくて、1万円=福沢諭吉で育ってきましたからね。恐らく、聖徳太子時代の1万円札は子供すぎて、そんな高額紙幣を手にしたことがなかった。だから、ずーっと福沢諭吉さんなんですよ。しかも、我が郷土の大分県出身の貴重な偉人。ちょうど、子供の頃に「福沢さんって、こんなすごい人」なんて習っている時に1万円札の肖像画になったから、ちょうどタイムリーでもあったのかな。まぁ、時代は移り変わりを感じつつ、新紙幣に慣れていくしかありませんね。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 まずは函館です。5Rの新馬に福永厩舎のカルテシウス(牡、父キズナ、母ワイ)が出走します。お兄さんのアナレンマは福永師が騎手時代に新馬Vへ導くなど縁のある血統です。「ある程度調教で動ける態勢にはある。上は重い面があったけど、この馬は軽さがある。おとなしいし、乗りやすいよ」。しっかりと乗り込んでいますし、力を出せる状態にあるとは言えそうです。ここは栗東を出発する前に、須貝調教師が「本当に良くなった」と口にしていたマジックサンズ(牡、父キズナ、母コナブリュワーズ)が強敵でしょうね。なるほど、動きは良かったです。

 福永厩舎は来週小倉の2歳未勝利にカムイカル(牡、父シルバーステート)が出走。こちらは川田Jとのコンビになります。あと、ゲート合格後も調教を続けていたマイエレメント(牝、父エピファネイア、母ソートアフター)レインオンミー(牡、父リアルスティール、母アルマリンピア)はひと息入れた後、8月の新潟や中京でのデビューを視野に入れています。マイエレメントは福永師が今週の追い切りに乗った後、「やっぱり走るわ~」とひと言。かなり、気に入っているようです。

 あと、夏の新潟&中京では他にも仕切り直しとなるルージュレアリーズ(牝、父レイデオロ、母ラストグルーヴ)や、ワイドメテオール(牡、父レイデオロ、母ワイドサファイア)も予定しているとのこと。夏に攻勢をかけそうですね。あと、すごく気になっていたのですがリスグラシューの下になるネブラディスク(牡、父ドゥラメンテ、母リリサイド)なんですが、つい先日、栗東近郊の牧場までやって来たとのこと。タイミングを見て、栗東に入るんじゃないでしょうかね。

 さて、小倉です。5Rの芝1800メートルの新馬は注目の激突となりました。まずは中内田厩舎のダノンシーマ(牡、父キタサンブラック、母インクルードベティ)ですね。こちらは米G1馬の母を持ち、昨年のセレクト1歳セールで3億1000万円がつきました。「まだ、追い切りで頼りなさは残りますが、追い切りは水準くらいに動けているので、実戦でどういった競馬ができるかですね」と福永助手。とはいえ、追い切りでの身のこなしなどは、個人的に水準以上と見ていますし、いい馬だなと素直に感心しています。

 そして、友道厩舎のバズアップビート(牡、父エピファネイア、母ビートマッチ)ですね。この馬、入厩してきてから、ずっと友道調教師の評価は高値安定で変わらなかったですね。唯一、心配していたのが気性面。姉のミントも管理しており、あの馬は気性に悩まされたんですよ。「今のところは問題ないですね。エピファだけど、動かすと軽いし、折り合いの不安もない。楽しみにしています」と今週も楽しみにしている様子は伝わってきました。今年の友道厩舎の「デビュー戦」。勢いをつけてほしいところです。

 友道厩舎の話を続けます。来週の小倉芝2000に登場するのが川田Jのグティ(牡、父アドマイヤマーズ、母ベルスリーブ)。この馬、先週までは正直、バズアップビートに比べると慎重なトーンだったのですが、今週の取材の感触は良かったです。「(川田)ジョッキーの感触は悪くなかったですね。スピードとパワーがあるし、距離に融通が利きそうな感じ。この距離も合ってるんじゃないかな」と友道調教師は話していました。今日は父の産駒が初勝利&2勝目。いい追い風に乗っての初陣となりそうです。

 あと、昨日書いたパーティハーン(牡、父Wootton Bassett、母グリーンバナナズ)アドマイヤズーム(牡、父モーリス、母ダイワズーム)は木曜日に入厩したとのこと。最後にキュン水納さんがドラフトで指名していたインザスカイ(牡、父キタサンブラック、母ダイヤモンドディーバ)は木曜のゲート試験に合格し、すでに放牧へ出されたようです。こちらは秋でしょうが、もちろん楽しみですね。

 ということで、ネット限定「厳選馬」は小倉5Rの1バズアップビートで。強敵相手でも単勝を中心に買います。続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

小倉4R・11ファインスカート(脚はあり。展開がはまれば突っ込む)

函館2R・1モッドフレイム(栗東で気配が変わったと聞いていた。あとは当日の落ち着き次第)

函館8R・10チュウワダンス(能力は上位。スムーズなレースなら)

函館11R・7ハウゼ(昨年は洋芝に実績あり)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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