日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2024(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月8日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は昨年生まれた1歳馬のセールで、午前10時にスタートした。
上場番号9番の「ラビットランの2023」(牡、父コントレイル)は2億5000万円で落札された。母はローズS・G2などを勝利し、秋華賞4着など活躍。無敗の3冠馬である父の初年度産駒。購買者は窪田芳郎氏。
落札した窪田芳郎氏の親族の俊介氏「セレクトセールは初めて参加しましたが、すごい雰囲気ですね。落札できてホッとしています。これ以上となるとしんどかったですが、これぐらいまで上がることは予想していました。藤原(英昭)先生や福永(祐一)先生もすごくいいと言っていたので、信じてというところです。窪田家悲願のG1制覇を期待しています」