左膝の靱帯を損傷し、2月13日の騎乗を最後に休養していた67歳レジェンドの的場文男騎手=大井競馬所属=が、7月8日の大井競馬3Rで11番人気のブラウンリバティに騎乗し、約5か月ぶりに実戦復帰した。
レースはスタートを決めると道中は中団で脚をためる。直線で外に持ち出されると、力強いアクションで激励し、3着に追い上げてゴールに入った。
引き上げて来た的場騎手は「息切れしたよ。やっぱり実戦は違うね。それでもキャンターまで行けば問題なかったし、また頑張りますよ」と、あふれる汗をぬぐいながら衰えない闘志を見せた。