7月10日に行われた園田競馬8RのJRA交流競走・摩耶山特別(ダート1400メートル)は6番人気のJRA所属タイキエルキーオ(牡3歳、栗東・谷潔厩舎、父エピカリス)が好スタートから主導権を握ると、JRAのヒロアプリオリの追撃を半馬身差しのいで逃げ切り勝ち。河原田菜々騎手=栗東・渡辺薫彦厩舎=は兵庫競馬では10戦目で初勝利となった。
河原田騎手は「できれば逃げたいと思っていました。抜かれると(走るのを)やめてしまうと聞いていたので、気をつけて乗りました。最後は脚が上がってしまいましたが、よく頑張ってくれました」とたたえた。園田競馬場での初勝利には「これまでなかなか結果を出せなかったのでうれしい」とホッとした様子だった。