【中京記念】昨年の覇者セルバーグは同舞台の小倉大賞典が好内容3着 鈴木孝調教師「今回を逆算して使った」

セルバーグ
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◆第72回中京記念・G3(7月21日、小倉競馬場・芝1800メートル)=栗東トレセン、7月16日

 中京マイルで行われた昨年の勝ち馬、セルバーグ(牡5歳、栗東・鈴木孝志厩舎、父エピファネイア)が連覇を狙う。3走前の小倉大賞典・G3は、前半1000メートル57秒2のハイペースで逃げ、コンマ3秒差の3着に粘った。鈴木孝調教師は「今年の中京記念が小倉開催なので、逆算して使いました」と、同レースが初の小倉参戦だった意図を説明した。

 昨年の中京記念後はマイルで結果が出ず、小倉大賞典では1勝クラスV時以来、10戦ぶりに1800メートルを使われた。「ずぶくなっていて、マイルだと二の脚が速い馬がいる。前走(エプソムC7着)は直線が長かったし、早めに来られた。現状、小回りの1800メートルはベストだし、状態も変わりなくきているので」と力を込める。最終週の逃げ馬で、馬場状態がカギになりそうだ。

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