7月20日の小倉2R・3歳未勝利(芝1800メートル=16頭立て)で、4番人気のナムライリス(牝3歳、栗東・中竹和也厩舎、父マクフィ)が4角先頭の積極策から押し切り、10戦目で待望の初勝利を挙げた。
ルーキーの柴田裕一郎騎手=栗東・中竹厩舎=は5月28日の調教中に負傷し、右足首骨折の診断。復帰後2週目での初Vで、これでデビュー5勝目となった。鼻差2着に1番人気のロストシークレット(西村淳也騎手)が入り、さらに鼻差の3着に3番人気のコスモベラエステラ(吉村誠之助騎手)が続いた。勝ち時計は1分48秒9(稍重)。
5月25日の京都8R(アリスヴェリテ)以来の勝利となった柴田裕騎手は「前走は消極的だったので、今日は積極的にいい位置につけようと思いました。早仕掛けになりましたが、最後まで粘ってくれました。先週、決めなければいけなかったのですが、今日しっかり決められてよかったです。ケガはもう大丈夫です。馬の上は最高ですね」と笑顔でコメントした。