7月20日の小倉5R・2歳新馬(芝1800メートル=9頭立て)は、昨年の京都新聞杯、神戸新聞杯の重賞2勝を挙げるサトノグランツの半弟ジュンライデン(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)がデビュー勝ちを飾った。勝ち時計は1分52秒1(稍重)。
発馬を決めると道中は外めの好位を追走。前に壁をつくれずやや行きたがる場面も見られたが、4コーナー手前からの2着馬(メイショウツヨキ)とのマッチレースを制した。荻野極騎手は「調教から手伝わせてもらって、思った通りの走りでした。課題も見つかるいいレース。この先の成長を期待したいです」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。
友道調教師は「レース内容は粗削りでしたが、きっちり勝ってくれた。(サトノ)グランツが期待して新馬戦を惨敗(8着)だったので、頭をよぎりましたが、本番でも力を出してくれた。距離もこなせると思う」とホッとした表情を浮かべた。秋以降の予定は馬の状態を確認して決定する。