「集中力が…」「暇」新潟競馬の長い昼休みに騎手戸惑い、今週も実施

 先週に引き続き、今週の2回新潟も暑熱対策により5Rから6Rを3時間35分空け、最終レースは18時25分発走と競走時間帯を拡大して行われる。初の取り組みとなった先週は新潟だけでなく札幌でも2日連続で前年売り上げを上回ったが、騎手や調教師からは様々な声が漏れた。

 多かったのは体力面での恩恵。初日の新潟ジャンプS(16時50分発走)に騎乗した森一は「やっぱり夕方は涼しくて体は楽でした」。調教師サイドからは「暑さ対策という点で1R(9時35分発走)が早い時間になったのは良かった」に加え、装鞍所集合時刻が通常より10分遅くなったことも大きかったという指摘も。

 1Rの場合、装鞍所集合が8時55分で装鞍所出発が9時10分。出走馬のパドック入所は9時13分で、騎手のパドック集合は9時14分と定められており、馬は2周だけして、すぐに騎手が騎乗した。中堅騎手は「馬にとっていいのは間違いないです。返し馬でも楽そうでした」と効果を実感していた。

 3時間35分の“昼休み”に関しては、戸惑いが続出。「4時間ぐらい寝ました(笑い)。集中力を保つのが難しい」「やることがない。暇でした」。ある調教師からは「消耗が激しいオープンクラスが走るメインレースが結局、同じ時間帯だったので…」と正直な声も出た。

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