◆第60回小倉記念・G3(8月11日、中京競馬場・芝2000メートル)追い切り=8月7日、美浦トレセン=
中京2000メートルで2勝を挙げるコース巧者のファユエン(牝6歳、美浦・勢司和浩厩舎、父ヴァンセンヌ)は、Wコースを単走馬なりで5ハロン66秒8―11秒7をマーク。キビキビとした動きで、前走のマーメイドSから約2か月ぶりでも仕上がりの良さをアピールした。勢司調教師も「先週にキッチリやっているし、十分です。フレッシュさがあって、だいぶ良さそうですよ」と、手応えを口にした。
昨年7月に3勝クラスを制しているように、暑さには強い牝馬。トレーナーも「決してプラスではないが、他の馬よりは利があると思う」と自信をのぞかせる。得意舞台で重賞初制覇は十分だ。