【新潟5R・2歳新馬】秋華賞馬の孫ジーティーマンがデビューV 小栗調教師「クラシックを狙えたら」

デビュー戦を勝利で飾ったジーティーマン(右)(カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦を勝利で飾ったジーティーマン(右)(カメラ・荒牧 徹)

  8月10日の新潟5R・2歳新馬(芝1800メートル=16頭立て)は、戸崎圭太騎手が騎乗した単勝2番人気ジーティーマン(牡、栗東・小栗実厩舎、父モーリス)が勝利した。勝ち時計は1分47秒8(良)。

 五分のスタートからダッシュをつけると、道中は折り合い良く2番手を追走。直線でジワジワ脚を伸ばし残り50メートル付近で逃げ馬をかわすと、迫った1番人気のエデルクローネを首差で振り切った。戸崎騎手は「前めにつけられて良かった。強かったです」と振り返った。

 祖母が2008年の秋華賞馬ブラックエンブレムという良血。小栗調教師は「センスのいい走りでした。しまいはどうかなと思ったけど、後ろからきたらしっかりハミを取ってくれた。新潟1800メートルはクラシックを狙う馬が出るレースだし、この馬もクラシックを狙えたら」と、言葉に力を込めた。この後は放牧に出し、次走は秋頃を目標にする予定。

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