◆第60回CBC賞・G3(8月18日、中京・芝1200メートル)
ピューロマジック(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父アジアエクスプレス)が重賞3連勝を狙う。
葵Sを逃げ切り、初タイトルを獲得。次戦の北九州記念は古馬と初対戦だったが、見事な逃走劇で重賞連勝を果たした。安田調教師は「よく逃げ切って勝ってくれました」と振り返る。
気性が真面目すぎるタイプだが、調教時は進境が見られる。指揮官は「競馬に行っては限界があるかなとは思いますけど、普段の調教はすごく我慢して、こっちの伝えたいことを受け入れようとはしてくれています」と現状を説明。今回が転厩3戦目で、「同じようなやり方でいくと悪い影響を与えそう。負荷をかけず、刺激を与えないように、嫌な思いをさせないように調教した方がいいと感じました」と特徴はつかんでいる。
サマースプリントシリーズは10ポイントで現在2位タイ。勝てば1位のモズメイメイを上回るだけでなく、22年ナムラクレア以来の3歳馬による同シリーズ制覇も見えてくる。