【CBC賞】2連勝中キタノエクスプレスが重賞初挑戦 坂口調教師「芝で差す競馬を覚えたのが大きい」

キタノエクスプレス(手前)
キタノエクスプレス(手前)

◆第60回CBC賞・G3(8月18日、中京競馬場・芝1200メートル)=13日、栗東トレセン

 2連勝中のキタノエクスプレス(牡6歳、栗東・坂口智康厩舎、父アジアエクスプレス)が重賞に初挑戦する。坂口調教師は「順調です。暑さは、そんなに強いタイプではなさそうですが、今のところは大丈夫です」と話した。

 転機は今年1月の2勝クラス(京都・芝1200メートル)。若い頃は脚元が安定しておらず、ダートを使ってきたが、デビュー13戦目にして初めて芝に挑戦。10番人気ながら2着と好走した。その後も2戦連続2着だったが、芝4戦目で勝利すると、そのまま連勝で3勝クラスも突破した。「元々芝を使ってみたいなという思いは、ずっとありました。素質がある馬で期待はしていましたし、やれる感じはありました」と坂口師は振り返る。

 現在は脚元の不安はなく、コンスタントに出走できるようになった。「安定して走れるようになったのは、芝で差す競馬を覚えたのが大きい。重賞でも頑張ってくれるのでは」と指揮官。勢いのままに、初タイトルまで駆け上がる。

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