◆第60回CBC賞・G3(8月18日、中京競馬場・芝1200メートル)
サマースプリントシリーズ第4戦、第60回CBC賞・G3(18日、中京)に参戦するグレイトゲイナーが15日、栗東・坂路で一番時計の49秒4―12秒7を叩き出し、一変気配を漂わせた。
スピーディーに登坂した。3度目の重賞挑戦となるルーキー・吉村が騎乗。序盤からスムーズに折り合い、迫力ある力強い動きを披露した。「スピードは十分だし、力もある。中京コースも苦にしないと思うので楽しみ」と初コンビを組む鞍上は好感触を伝えた。清水亮助手も「前走からさらに上積みがある」と手応えを感じる。
前走のアイビスSDは休み明けの影響で流れに乗れず、後手に回り不完全燃焼に終わった。中京1200メートルは【2101】の得意舞台だ。若武者とベテラン7歳馬が、ともに重賞初Vをつかみとる。(山本 理貴)