8月18日の札幌1R・2歳未勝利(芝1500メートル=9頭立て)は単勝1番人気だったオーケースマイル(牝、美浦・相沢郁厩舎、父スワーヴリチャード)が危なげなく逃げ切り、2戦目で初勝利をつかんだ。勝ち時計は1分29秒7(良)。
スタートをポンと出ると、道中では2番人気のシカレに馬体を並べられる場面もあったが、ほぼ単騎での先行。直線ではしっかりとした脚色で後続を突き放し、2着のホウオウライダイに1馬身半差をつけた。
オープンで活躍したアクションスターやレインフロムヘヴンの妹にあたる血統馬。これが今週の初勝利だった武豊騎手は「ちょっと落ち着きがなかったですが、(ゲートを)たまたまタイミングよく出てくれました。いいキャンターをする馬、軽い走りで。最後まで余裕がありました」と満足そうに振り返った。新潟1Rのミラーダカリエンテに続く「連勝」となった相沢調教師も「期待していた馬だからね」と笑顔を浮かべた。今後は未定。