【新潟2歳S】才能豊かなシンフォーエバーが重賞Vへ 陣営「どんなポジションでも対応できる」

シンフォーエバー
シンフォーエバー

◆第44回新潟2歳S・G3(8月25日、新潟競馬場・芝1600メートル)

 外国産馬のシンフォーエバー(牡2歳、栗東・森秀行厩舎、父コンプレキシティ)は、3日に行われた同じ舞台の新馬戦を完勝してここへ臨む。清水亮助手は「競馬を使う前にだいぶ仕上がってたので。あまり無理はさせずにいまのところ調整は出来てます」とここまで疲れもなく調整できていることを伝えた。

 初戦は逃げる形になったが、最後も余裕十分に後続を離し、2馬身半差をつけた。「競馬で右に張っていく面はありましたけど、許容の範囲内だと思いますし、上手に競馬してくれたんじゃないかなと思います」とレースぶりを評価した。大きなストライドが目を引き、非凡な才能を感じさせた。

 今回は素質馬がそろう一戦となるが「新馬戦に使う前の調教中でも馬の後ろに入れたりだとかやってたんで、どんなポジションでも対応できるとは思いますね」と同助手に臆するところはない。夏の新潟の新馬戦で5戦5勝と無双状態の森秀厩舎。重賞でも勢いは止まらない。

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