◆第44回小倉2歳S・G3(9月1日、中京競馬場・芝1200メートル)
タマモティーカップ(牝2歳、栗東・高橋亮厩舎、父デクラレーションオブウォー産駒)がデビュー2連勝で初重賞タイトルをつかむ。1週前の8月23日にはCWコースでラスト1ハロン11秒1(6ハロン83秒9)と抜群の伸びを披露し、好仕上がりをアピール。「順調に調整できています」と喜多助手も納得の表情を浮かべた。
デビュー戦は好位の3番手をスムーズに追走。直線で力強く伸びて差し切ったが、ゴール板を過ぎてからも、まだまだ伸びそうな勢いで、余力も十分だった。「気性も前向きですし、早い時期の重賞が合うタイプ。上積みもあると思います」と同助手は期待を込めた。