高知競馬所属の永森大智騎手が、自宅前共用通路で正当な理由なく包丁を携帯していたことで8月28日、銃砲刀剣類所持等取締法違反により罰金刑を科せられた。これにより高知県競馬組合は9月7、8、15、16、22、23日の実効6日間の騎乗停止としたことを、9月2日にホームページで発表した。
同騎手は地方通算2367勝を挙げ、今年も高知リーディング3位の72勝(他地区は佐賀で1勝で全国では73勝)を挙げている。2016年にはワールドオールスタージョッキーズに地方代表として出場し、JRA初勝利を挙げて総合3位になっていた。
管理者の豊永大五氏「このたびは高知競馬所属騎手の永森大智が刑事罰を科せられたことに対し、ファンの皆様ならびに競馬関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを心からお詫び申し上げます。このことは、皆様からの信頼を損なうものであり、決して許されるものではありません。今後、二度とこうしたことが起こらないように、厳正な生活態度や法令順守など所属する者に対する指導をさらに徹底し、ファンの皆様や関係者の皆様からの信頼回復に努めてまいります」