久しぶりです(栗東)

札幌2歳Sを制したマジックサンズ
札幌2歳Sを制したマジックサンズ

 こんにちは、山本です。今日は帰ってきました、栗東です。ではでは、早速行ってみましょうか。

 さて、本日は帰ってきて早々ですが、小忙しい状況が続いておりまして、前振りゾーンは省略とさせていただきます。今日はPOG情報のみです!

 まずは須貝厩舎。いや~、調子いいですね。札幌2歳Sではマジックサンズ(牡、父キズナ)が重賞制覇を飾りました。「2コーナーを回ってからは外に出すように指示。そこまでは良かったけど、ちょっと仕掛けが早かったかな。よく踏ん張ったと思う」と須貝調教師は能力を再確認しているような感じでした。次走が決まっている馬といえば、札幌で新馬を勝ったクリノメイ(牝、父オルフェーヴル)は引き続き、佐々木Jとサフラン賞。新潟で初勝利を挙げたウィルサヴァイブ(牝、父アルアイン)は、りんどう賞へ向かいます。その他の馬も色々と考えているようで、正式に決まればお伝えすることになると思います。

 続いては辻野厩舎。祖母にオークス馬のエリモエクセルを持つジーティードレス(牝、父サートゥルナーリア、母リトルダーリン)が9月16日の牝馬限定、中京芝マイルでデビューします。「気性は穏やかで、距離に融通は利きそうなので、距離はあっても良さそうですが、体形はマイルなのかな、と」と辻野調教師。実は父も母も助手時代に所属していた角居厩舎の馬。「両方を継いでいるような感じですかね。しっかり走れていますよ」とのことで、来週の初陣を楽しみにしていました。

 9月22日の中京ダート1400メートル(牝馬限定)を予定するのはサイラモナムール(牝、父レッドファルクス、母モンアムール)です。「お母さんが硬さのあるタイプだったんです。お母さんよりはフットークに柔らかみがありますが、どちらかと言えば軽い芝よりダートかなと思い、まずはこの条件から使います」と分析。これから適性を探っていく考えです。

 同じ日の中京芝2000メートルにはミラージュナイト(牡、父バゴ、母ラキシス)が川田Jでスタンバイしています。こちらはお母さんがエリザベス女王杯の勝ち馬ですね。「お兄ちゃん(マキシ)とは全然タイプが違って、動かしながら動かしながらというタイプ。距離はあった方が良さそうです。いいモノはありそうですよ。まずは現状で、レースでどれだけ動けるかを見てみたいです」と期待していました。

 次は、来週の3日間開催の最終日(16日)にあるダート1400メートルに斉藤崇厩舎のドンパッショーネ(牡、父Quality Road、母ストーミーエンブレイス)が参戦します。鞍上は池添J。この馬、本当に動きがいいです。「徐々に動けるようになってきて、今日の動きも良かったですよ。これなら、という感じです。血統的に、この条件かなと思いますし、初戦から面白いと思います」と斉藤崇調教師。手応えが伝わってくるトーンでした。

 そして、友道厩舎で先週除外になったダノンフィーゴ(牡、父Into Mischief、母オリーズキャンディ)も参戦します。鞍上は岩田望J。この馬、少し気性面に幼さを抱えていたんですけど、「延びてよかったかな。だいぶん、良くなってきた。いい2週間(のスライド)になったんじゃないかな」と友道調教師。こちらもトーンは以前より上がっていますし、いい上昇曲線を描きながら、実戦へ向かえるのではないでしょうか。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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