◆ケフェウスS(9月14日、中京競馬場・芝2000メートル、ハンデ)=9月13日、栗東トレセン
ダンディズム(セン8歳、栗東・野中賢二厩舎、父マンハッタンカフェ)は、坂路をゆっくりと上がってきた。活気は十分で、年齢的な衰えもなさそう。見守った野中調教師は「追い切った後も安定しているね。8歳だけど元気」と笑顔をみせた。
前走の七夕賞では、いつもより前の位置からの競馬だったが、見せ場十分の4着だった。「スタートがよすぎたのもあって、積極的な競馬に。最後は苦しくなってしまったね」と指揮官は振り返った。今回は乗り慣れた富田暁騎手に戻って、いつもの差す形でもうひと押しを狙う。「展開の助けは必要だけど、馬場も使ってきているから、差しが決まってくれたら」と期待を込めた。