【ローズS】調教で気配絶好のラヴァンダ 中村調教師「今回はプラス体重で出せると思います」

坂路で好時計をマークしたラヴァンダ(右)
坂路で好時計をマークしたラヴァンダ(右)

◆第42回ローズS・G2(9月15日、中京競馬場・芝2000メートル、3着までに秋華賞の優先出走権)=9月14日、栗東トレセン

 オークスは11着だったラヴァンダ(牝3歳、栗東・中村直也厩舎、父シルバーステート)は、朝一番の坂路をゆっくりと駆け上がり、明日に備えた。力みもなく、いい感じで上がり運動を終えた。中村調教師は「落ち着いていますね。見た目もふっくらと見せています」と納得の表情を浮かべた。

 春はフローラSで2着と重賞でも通用する力をみせた。「東京の2戦は体が減ってしまったけど、今回はプラス体重で出せると思います。権利を取らないと秋華賞に出られるか分からないので、頑張ってほしいです」とトレーナー。11日の最終追いでは坂路で51秒0を計測した。この日の一番時計タイを記録しており、状態はまさに絶好。一角崩しに期待がかかる。

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