9月15日の中京4R・2歳新馬(ダート1800メートル=9頭立て)は8番人気のキタノサワヤカ(牡2歳、栗東・吉田直弘厩舎、父イスラボニータ)が大外一気。ルメール騎手の落馬などアクシデントのあったレースで、3連単55万2450円の波乱を演出した。勝ち時計は1分53秒9(重)。
道中は集団から離れた後方を追走。だが、3コーナー過ぎから徐々に前との差を詰め直線で大外に持ち出されると、メンバー最速38秒0の脚で豪快に追い込みを決めた。「体がしっかりしていなくて、返し馬でも使いつつかなと思っていました。3角くらいからステッキを使ったら反応してくれて、長くいい脚を使ってくれました。乗っている僕もびっくりしました」と思わぬ快走に驚きを隠せなかった池添謙一騎手。「時間はかかりそうですが、いいものは持っていると思う」と将来性を評価していた。