中山11R・オールカマー・G2・馬トク激走馬=サリエラ
4月の天皇賞・春(12着)以来の実戦に挑むディープインパクト産駒は、2度目のコンビとなる戸崎騎手の騎乗。8月28日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩し、直前のWコースでの追い切りにもまたがり、4歳1勝クラスの僚馬を3馬身追いかける形。6ハロン82秒1―11秒8のタイムで楽々併入に持ち込んだ。鞍上は「ハミ執りが良かった。2200メートルは気にしていない。休み明けでも息づかいは問題なかったです」と順調さに満足気だった。
国枝調教師も「態勢は整っている。折り合いをつけて、いい脚を使ってくれれば。この血統で勝ちたいね」と気合を込める。朝日杯FSを制した半兄サリオス、府中牝馬Sを勝った全姉サラキアに続く、初の重賞タイトルを狙える態勢は整っている。