フランス出身のミカエル・ミシェル騎手が9月23日、JRA通年騎手免許試験を受験するため、滞在先のオーストラリアから来日した。
黒のパーカーに黒のスエットというラフな格好で満面の笑みを浮かべて登場。手には日本国旗と四つ葉のクローバーのネイルをあしらい、笑顔の裏に試験への強い意志を示した。ミシェルは「私の大きな大きな夢。再び日本に来られてすごくうれしいです。日本に来ると家にいるような気持ちになります」と高鳴る胸の内を隠さなかった。
受験は2022年から3年連続3度目。今年は9月25日に第一次試験が行われ、合否は10月3日に発表される。「この3年間、全部JRAの試験のために費やしてきました」と意気込みを語った。
来日中の10月1日には、NAR(地方競馬全国協会)の短期免許も受験予定。合格すれば、10月から川崎で約3か月間、約4年ぶりに日本で騎乗することになる。地方での短期免許での騎乗は20年以来2度目で、前回は約3か月間で30勝を挙げる活躍をみせて日本のファンを沸かせた。