中山グランドジャンプ3連覇の名ジャンパー・カラジが29歳で死す

中山競馬場
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 豪州から外国馬として中山グランドジャンプ・JG1に参戦して、05年から07年まで3連覇を達成したカラジ(セン29歳、父カヤージ)が、9月23日に死んだことを現地メディアの「RACING.COM」が同24日に報じた。同馬を管理したEマスグローヴ元調教師が明かしたもので、高齢による衰えが見られ、苦痛を避けるために獣医師による安楽死の処置を受けたという。

 同馬はブレット・スコット騎手とのコンビで一世を風靡(ふうび)して、07年に12歳で重賞最高齢勝利を達成した。直線で鞍上が繰り出す豪快な風車ムチは、多くの競馬ファンを魅了した。08年春に中山グランドジャンプ4連覇を目指して来日していたが、右前浅屈けん炎を発症したため、現役を引退していた。

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