【レディスプレリュード】豪脚も3着アーテルアストレア 武豊騎手「できれば湿った馬場の方が…」

レディスプレリュードを制したグランブリッジ(右)(カメラ・松井 中央)
レディスプレリュードを制したグランブリッジ(右)(カメラ・松井 中央)

◆第21回レディスプレリュード・Jpn2(10月1日、大井競馬場・ダート1800メートル、良)

 JBCレディスクラシックの前哨戦の牝馬限定交流重賞に7頭(JRA5、大井1、高知1)が出走し、1番人気のグランブリッジ(5歳、栗東・新谷功一厩舎、父シニスターミニスター)が、昨年3月のエンプレス杯以来となる重賞5勝目を挙げた。道中は4番手で進めると最終コーナーは外から追い上げて直線へ。最後は粘るアイコンテーラーをゴール直前に頭差差し切った。昨年はアーテルアストレアに首差2着だったが雪辱を果たし、1年7か月ぶりの勝利を挙げた。川田将雅騎手は20年のマルシュロレーヌ以来、4年ぶり2勝目。この勝利でJBCレディスクラシック・Jpn1(11月4日、佐賀競馬場)の優先出走権を獲得した。勝ちタイムは1分53秒2。

 2着は2番人気で2番手から粘ったJRAのアイコンテーラー(松山弘平騎手)、3着は3番人気で上がり最速で追い込んだJRAのアーテルアストレア(武豊騎手)だった。

 松山弘平騎手(アイコンテーラー=2着)「ゲートが悪く出られなかったが、頭数も少なく挽回はできた。着差が着差だけにスタートひとつで変わっていたと思うが、この斤量で差のないところで頑張ってくれた」

 武豊騎手(アーテルアストレア=3着)「状態はすごく良さそうだった。頭数も少なく思った通りのレースはできたが、上位が強かったし、できれば湿った馬場の方が、この馬にはいい」

 菅原明良騎手(ヴィブラフォン=4着)「いいスタートでハナを切れて、気分よく走れました。最後は休み明けのぶんもあったけど、上位3頭は実績のある馬だし、頑張ってくれました」

 岩田望来騎手(ライオットガール=5着)「最後、直線で手前を替えなかったし、本来の走りではなかった。叩いて次に向けての競馬馬はできたと思うし、小回りの方が合っている」

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