【府中牝馬S】充実期に入ったマスクトディーヴァ 陣営「マイルより1800メートルの方が競馬がしやすい」

マスクトディーヴァ
マスクトディーヴァ

◆第72回アイルランドトロフィー府中牝馬S・G2(10月14日、東京競馬場・芝1800メートル、1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権)=10月7日、栗東トレセン

 ヴィクトリアマイルで3着だったマスクトディーヴァ(牝4歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ルーラーシップ)は今回、川田将雅騎手と初めてコンビを組む。2日の1週前追い切りでは、CWコースで川田騎手を背に6ハロン83秒6―11秒5をマークしている。

 黒川助手は「いつもより休みが長いので、本番は先というつくりですが、川田騎手も“いい馬”と褒めてくれました」と順調な調整ぶりを伝えた。

 前走は1番人気でもあり、他馬の厳しいマークもあって力を出し切れなかったが、能力の高さは疑う余地はない。「確実に階段を上って、体もしっかりしてきました。マイルより1800メートルの方が競馬がしやすいし、本番に向けていい競馬を」と同助手。前哨戦ではあるが、G1に向けてここはV発進を決めたい。

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