◆第85回菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月15日、栗東トレセン
アドマイヤテラ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)は、歴代最多の菊花賞5勝を挙げる武豊騎手=栗東・フリー=との初コンビが、何よりも頼もしい。
1週前の10月9日には、その名手が手綱を執りCWコースでストーンズ(3歳1勝クラス)と併せ馬。1馬身半ほど遅れたが、友道調教師は「調教はあまり動かない。見栄えする感じではなかったけど、いい負荷がかかった」と問題なしを強調した。
前走の茶臼山高原特(2勝クラス)を快勝し、その後は菊の舞台を目標に調整してきた。トレーナーは「いい脚を長く使えるタイプ。京都の長丁場は合いそう」と舞台適性の高さを見込んでいた。